さて、立川で開催中の未来への言葉展PLAYFUL!に行ってきたので、ネタバレ上等レポします。
ネタバレ嫌だよ〜という方は回れ右!
受付&待機
受付開始5分前くらいに着いたので、ほんの少しだけ外で待つ。
その後、入口でスマホの電子チケットとファンクラブ会員証と見せると受付まですんなりと行くことができた。
受付ではことば工場で使用するコースターサイズの用紙と、お土産のステッカー、そして次回の企画展のカードが貰える。
待機スペース前にロッカーがあるので、コートなどの邪魔な荷物は預けることができる。
005のロッカーの暗証番号が3104になっていて感動。もちろんそのまま使用させていただいた。
六本木と異なり、待機スペースはかなりシンプル。受付をしてからはすぐに入場することができた。
ここまでは写真撮影可能。特に人数を絞っているということもないのか、五月雨式に入場した。
オトノハ
入場するとまずは「オトノハ」のコーナー。
右手に細い短冊状のオトノハがあり、左手には厳選された15本のオトノハが展示されていた。
そして左手のオトノハの間にはスクリーンがあり、「ウエルカムメッセージ」がループ再生されている。
今回のために撮り下ろしたというメッセージ。
桜色の背景にグレーの服を着た櫻井翔が語りかけてくる。
内容は「六本木で開催した言葉展を立川でも開催することになるとは思わなかった。このPLAY!MUSEUMが『絵と言葉がテーマの美術館』ということで、ピッタリだと思った」という趣旨のメッセージ。
厳選されたオトノハは六本木と変化なし(と思う)。
2009/3/20 タクシーの運転手さんから「宿題くん観てるよ!」と声をかけられた話。
2010/3/10 東京大空襲についての話。
2018/3/15 平昌オリンピックで現地の食べ物だけを食べ、挙句の果てにはキムチスパゲッティにまで手を出した話
2013/5/15 お腹いっぱい食べてみんなが眠る中、一人起きていて殺人事件みたいになった話
などなど。
ことば工場
縦長のスクリーンが3面あり、それぞれ手元にQRコードを読み取る機械が設置されている。受付した際に渡されるコースターサイズの厚紙のQRコードをかざすと、画面上でそのコースターが上から降ってくる。全部で5枚のコースターを読み込んで、最終的にラップにして歌ってくれるというもの。最後の言葉は櫻井翔が選ぶとアナウンスあり。
「最後はぼくが選ぶよ〜」
ことば工場はあまり人がおらず、私の時は待てど暮らせど他の人が読み込まず、私以外のことばはオートで選ばれたような気がする。気のせいかも。
NO MORE WAR
寄稿したNewsweekを読むことができる。
(2021/12/14号 2021/12/21号)
そして櫻井翔の大伯父が乗っていたとされる艦船の写真が2枚展示されている。
六本木に比べかなり規模は小さな印象だが、あの展示を濃縮したNewsweekを読むことができるので、この展示に対する思いの強さなどは変わっていないのだろうと感じた。
来年も再来年も
3.11の取材VTRが流れる。VTRの内容は六本木とほぼ変化なし。
しかし六本木と異なる点が一点。
複数の小さなスクリーンで同時に同じVTRが流れるのだが、間のスクリーンにメッセージが差し込まれていた。
「明らかになればなるほど 甚大な被害に」
「絶望する」
「2011 →」
「確かに存在している どこかに存在している あの時の誰かが」
「こんな笑顔の未来が待っているなら それを私は伝えたいと思います」
「出会いの分だけ 出会った分だけ」
「明るい未来が待っているように」
「忘れない」「風化させない」
「2024 →」
NO MORE WARと同様に規模は小さくなった印象だが、メッセージ性は変わらず強く感じる。
サクラップサウナ
六本木ではヘッドホンを使って聴く方式だったが、スピーカーから流れる音楽を皆で聴く方式になっていた。
半円状に段差になっており、真ん中にサウナ石が入った筒?みたいなものが置かれている。
石には「夢」「嵐」「山」「風」などと書かれていてかわいい。グッズで売ってくれないかな。
サウナ帽はないが、おしりに敷くタオル?みたいなものは置いてあったので、そこに座る。
詳しくはないが、かなりいいスピーカーなのだろう。音楽が立体的に聞こえる。
私たちが座る対面にはスクリーンがあり、黄色~赤色のグラデーションに色を変えていく。
頭上にもライトが設置されており、赤く点滅する。それによって、手元も淡く赤く輝く。なるほど視覚でサウナの熱気を感じられるという訳かと一人納得。
音楽に合わせて、光が点滅しているのも面白い。六本木のヘッドホン方式では、これは味わえなかった。
1人の世界で音楽にどっぷりと浸かるのもいいが、皆で同じ音楽に耳を傾けるものいいものだ。
音楽は恐らく六本木と変化なし。
「COOL & SOUL」
「Re(mark)able」
「Attack it!」
嵐の歌声ではなく櫻井翔のソロの歌声だけど、なぜか嵐の歌声が聞こえてくるような気がする不思議。五人のユニゾンがとても懐かしくなった。
ラップ曲の仮歌は櫻井翔が入れいてると思っているが、櫻井翔のオリジナルもさることながら、櫻井翔の仮歌を元に歌ったメンバーたちもすごいなぁと感じる。
サウナの後はクールダウンの時間。
曲は六本木と変わらず、5x20のコンサートで奏でられたピアノ曲だ。
さっきまでは赤く光っていたスクリーンに、櫻井翔の旅先での写真が映し出される。
照明も青に変わり、涼し気な雰囲気が漂う。
すきのあいうえお
PLAYFUL!MUSIUMで2023年4月に開催された「谷川俊太郎 絵本★百貨展」での新作絵本「すきのあいうえお」に櫻井翔が挑戦したもの。
すきのあいうえお
オリジナルは写真と文字でシックな感じだが、櫻井翔ver.では、イラストレーター ・クリハラタカシ氏のイラストが彩りを添える。
こちらは絵本としてグッズ化もしているが、とにかく絵がかわいい。
以下、一覧☟
あ あけび
い 磯の香り
う 歌
え エアギター(Gの嵐が頭をよぎった人!同志!)
お お子様ランチ
か かいまき
き 木更津(木更津キャッツ!)
く クリームブリュレ
け 景色
こ こたつ
さ 桜
し シチュー
す スノードーム
せ 線香花火
そ 空
た タコ公園
ち 挑戦(バク転してる絵がかわいかった)
つ ツアー
て ティラノサウルス
と 友
な 夏祭り
に 入浴
ぬ ぬか漬け
ね 眠り
の ノーサイド
は ハーモニー
ひ HIPHOP
ふ 冬
へ 平和
ほ 星
ま まさかり担いだ金太郎
み MUSIC
む muchas gracias(スペイン語で「どうもありがとう」)
め 目
も モヒート
や 焼肉
ゆ 雪山
よ 余暇
ら LIVE
り 龍
る ルール
れ レコード
ろ ろうそく(キャンドル翔!)
わ ワイハ
ん んちゃ!
分かる~!というものから、そうなの!?というものまであり面白かった。
小さいお子さんとかは、自分でも作ってみても楽しそう♪
絵に嵐要素があるものもあり、胸がきゅっとなったりもした。
クリハラタカシ氏が櫻井翔や嵐のことを調べて描いてくれたんだなと感じた。感謝🙏
SHO ROOM
六本木と変化なし。
ただ六本木では暗い空間にドーム状のショーケースが光に照らされ淡く光っていたのに対して、今回は明るい空間だった。
3つのショーケースは、それぞれ
「オトノハを記述するのに使用したガラケーとノートパソコン」
「オリンピックのパスと取材ノート」
「カセットとVHS、そしてラップ詞を書いたノート」
僕です。
六本木では随所にちりばめられて展示されていたが、今回は一か所に集約されていた。個人的に一番混んでいたコーナーはここであると感じた。
エピソードは大きな変更はないと思うが、イラストレーター・秦直也氏のイラストが添えられている。
Naoya Hata | 秦 直也 | illustration
とにかく動物がかわいい。リスやネズミなどの小動物が、エピソードとどことなくリンクしていてとても良かった。
エピソード一覧☟
「僕の夢」
(オリンピック東京大会のこと)
「お名前は?」
(「名前は?」「ショウです。」「ソウですか?」「違います、ショウです」「ショウですね。」「そうです。」「ソウですか?」(以下繰り返し…))
「Newsweek」
(寄稿について)
「親知らず」How's it going?2003
(写真はなくて、添えられたリスの絵がかわいい)
「未来の自分へ」24時間テレビ未来2012
「おばあちゃんの弟」off to LA
「17歳の櫻井翔へ」
「ヘソピ」
「週誌」
(文を書くのは好きだが、学校で書く週誌は苦手だった)実物無し
「予定外の告白」
(VS嵐で大野智が「お母さん、いつも産んでくれてありがとう」と言ったメッセージが櫻井翔・母本人に届いた)
「トラックダウン」
(巻き込みかけた急ぐべからず)
「共感求む」
(高圧洗浄機の話)
「正月」
(家族で嵐かるたをやったら歌っちゃう)
「カーナビ」
(実家の車にはカーナビがなく、古い地図があるだけ。要らないといっていた母が、一番にカーナビを欲しがった)
「フレグランスキャンドル」
(楽屋で楽しむためにフレグランスキャンドルを用意したのに、そのスタジオでは楽屋にほとんど戻らないよとメンバーに言われた)
「負のスパイラル」
(シュレッダーを酷使していたら壊れた)
「リング」
(電車でリング)
「雪山」
(3歳から中一までスキーをしていた。お昼まで寝ていたせいでスキーが滑れず、雪山に登って下りただけになった話)
「ほんとは生まれていません」
(1月25日のPM1:25生まれ)
「加湿器」
(アロマ加湿器を寝ているときに使っているが、眠っているのでに香りがわからない)
「金のオノ銀のオノ」
(ホテルで下着を捨てても戻ってきてしまう)
「香水」
(モテるという香水をモテるためにつけている訳ではない)実物展示有り
六本木は実際の「モノ」の展示もあったが、今回は香水だけであった。
ありがとうの交換。的な。
AYAKA FUKANO氏とのコラボ絵本。
メイキングをイラストと文で絵巻物風に展示。
AYAKA FUKANO氏サイドと櫻井翔サイド交互の目線で綴られていた。
最初のミーティングで「愛を感じる瞬間」を出し合おうと提案。櫻井翔は付箋に「宿題」を書いていたそうだ。
次のミーティングで櫻井翔が言った「ありがとうの交換。的な。」がそのまま企画名になった。
絵本型スクリーンと映像は六本木と変わらず。
「PLAY!PARKのうた」
PLAY!MUSEUMの上階にあるPLAY!PARKのうた。
曲が実際に聴けるということではなかったが、ここは写真撮影可能だった。
カフェ
今回の言葉展の目玉のひとつはカフェであるとおもう。
詳しくはネタバレ無しのレポで。
https://mocomocomomo.hatenablog.com/entry/2024/02/14/165715
お腹が満たされたら、今度こそ言葉展はおしまい。
ありがとう!未来への言葉展。